タントって、軽自動車にしてはけっこう大きく見えます。
「普通の軽より一回り大きいんじゃない?」と思う人もいるかもしれません。
ところが数字を見ると、ちょっと意外。
現行タントX(2WD)のサイズは、全長3395mm・全幅1475mm・全高1755mm。
全長と全幅だけなら、背の低いミライースとまったく同じです。
違うのは高さ。
そして実際に6年以上乗っていて、この高さの恩恵を一番感じるのが車内の広さと開放感です。
この記事では、まずタントの外寸を普通の軽自動車やN-BOX・スペーシアと比較。そのあとに、うちの2020年式タントを使って感じている車内の広さまで紹介します。
タントのサイズは全長3395mm・全幅1475mm
まずは現行タントX・2WDのサイズから。
| 項目 | サイズ |
|---|---|
| 全長 | 3395mm |
| 全幅 | 1475mm |
| 全高 | 1755mm |
| ホイールベース | 2460mm |
| 室内長 | 2125mm |
| 室内幅 | 1350mm |
| 室内高 | 1370mm |
| 乗車定員 | 4人 |
こうして見ると、全長は3.4m弱、全幅は1.5m弱。
見た目は大きく感じるタントですが、道路や駐車場で使う「縦と横」はしっかり軽自動車サイズです。
数値はダイハツ公式U-CATCHの2026年式タントXで確認できます。
普通の軽と比べると、違うのはほぼ高さ
では、背の低い軽自動車と比べるとどれくらい違うのか。
代表例として、同じダイハツのミライースL(2WD)と比べてみます。
| 項目 | タント X | ミライース L |
|---|---|---|
| 全長 | 3395mm | 3395mm |
| 全幅 | 1475mm | 1475mm |
| 全高 | 1755mm | 1500mm |
| 室内長 | 2125mm | 1935mm |
| 室内幅 | 1350mm | 1345mm |
| 室内高 | 1370mm | 1240mm |
全長、同じ。
全幅も、同じ。
「あれ? タントって思ったより大きくないな」となります。
大きく違うのが全高で、タントの方が255mm高い。
約25cmです。
室内を比べても、タントは室内高が130mm高く、室内長も190mm長くなっています。
つまりタントは、普通の軽より長くて幅広い車というより、同じような縦横サイズの中で、背を高くして室内空間を広く取った軽自動車と考えると分かりやすいです。
ミライースの数値はダイハツ公式U-CATCHで確認しています。
N-BOX・スペーシアと比べるとタントは大きい?
次は、タントと同じように背の高い軽自動車と比べてみます。
N-BOXやスペーシアも、いわゆる軽スーパーハイトワゴンの代表格です。
| 車種 | 全長 | 全幅 | 全高 | 室内長 | 室内幅 | 室内高 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| タント X(2WD) | 3395mm | 1475mm | 1755mm | 2125mm | 1350mm | 1370mm |
| N-BOX(FF) | 3395mm | 1475mm | 1790mm | 2125mm | 1350mm | 1400mm |
| スペーシア(2WD) | 3395mm | 1475mm | 1785mm | 2170mm | 1345mm | 1415mm |
これまた面白い。
3台とも全長3395mm、全幅1475mmです。
見た目やデザインはかなり違いますが、道路や駐車場で使う縦横サイズは同じ。
むしろ全高だけを見ると、タントは3台の中で少し低めです。
N-BOXより35mm低く、スペーシアより30mm低い。
室内寸法にもそれぞれ違いがあって、スペーシアは室内長と室内高が大きめ。N-BOXはタントと室内長・室内幅が同じで、室内高は30mm高くなっています。
こうして比べると、タントだけが特別に大きな軽自動車というわけではありません。
このクラスは、限られた軽自動車サイズの中で「どうやって中を広くするか」を各メーカーが工夫している感じです。
N-BOXはHonda公式、スペーシアはスズキ公式の主要諸元を参照しています。
駐車場では長さ・幅より高さを見ておきたい
タントを買う前に車庫や駐車場のサイズが気になっているなら、全長と全幅は一般的な軽自動車と大きく変わりません。
気にしたいのは高さです。
現行タントX・2WDでも全高1755mm。
4WDやグレードによってはさらに高くなるので、高さ制限のある機械式駐車場などを使うなら、候補グレードまで確認しておいた方が安心です。
逆に平面駐車場なら、「タントだから普通の軽より横幅が大きくて停めにくい」という車ではありません。
全幅はミライースと同じ1475mmです。
うちの2020年式タントも外寸は現行Xと同じ
うちで6年以上乗っているのは、2020年に購入したLA650SのXセレクションです。
この車も、全長3395mm・全幅1475mm・全高1755mm。
外寸は現在のタントXと同じです。
一方、当時の公式室内寸法は2180×1350×1370mm。現行モデルとは室内長の表記に違いがあります。
2020年式Xセレクションの数値はダイハツ公式U-CATCHで確認できます。
軽っぽくないと感じるのは、車内の広さと開放感
数字を見て「へえ、広いんだな」と思うのと、実際に中へ入るのはまた別です。
うちのタントに乗っていて、「これ、本当に軽だよな?」と感じるのは、車内の広さと開放感です。
天井が高いので、まず頭の上に余裕があります。
そして後席もかなり広い。
身長167cmの私が運転しやすい位置に運転席を合わせ、そのまま真後ろへ座っても膝前にはまだスペースが残ります。
前後にも上にも余裕があるので、車内に入ると外から見たサイズ以上に広く感じます。
外は軽自動車。
でも中に入ると、下手な普通車より広く感じることがあります。
このギャップは、6年以上乗っていてもタントの面白いところです。
大人4人でも車内は広い。でも荷室にはしわ寄せがくる
実際に大人4人で乗ったこともありますが、後席が「狭いな」と感じる車ではありませんでした。
特に膝前と頭上には余裕があります。
ただし。
タントの外寸が魔法で大きくなるわけではありません。
後席を広く使えば、そのぶん荷室は狭くなります。
普段うちは夫婦2人で使うことが多いので困りませんが、大人4人に4人分の旅行荷物まで積むとなると話は別。
人が広く座れる。でも人も荷物も全部たっぷり、とはいかない。
ここはちゃんと軽自動車です。
実際に大人4人で乗ったときの広さや荷物については、タントは大人4人でも狭くない?後部座席の広さと荷物の本音で詳しくまとめています。
まとめ|タントは「大きな軽」ではなく「中を広く使った軽」
タントのサイズを調べてみると、見た目の印象とは少し違います。
全長3395mm。
全幅1475mm。
ここはミライースもN-BOXもスペーシアも同じです。
タントが大きく見える一番の理由は、高さ。
そして実際に6年以上乗って感じるのは、その高さを含めた車内の広さと開放感です。
外から見ると軽。
乗ってみると、思った以上に広い。
タントは「普通の軽より大きな車」というより、「軽のサイズをかなり上手く使った車」。
私はこの表現が一番しっくりきます。
車内の収納やミラクルオープンドア、シートまわりなどは、タントの内装は広い?6年乗ったLA650Sオーナーが使いやすさを写真で紹介で詳しく紹介しています。


コメント