レクサスNXとハリアー、どっちがいい?
同じサイズのCX-5やフォレスターまで見ると、選択肢が一気に広がります。
レクサスの所有満足度にお金を払うならNX。
年式・装備・新車価格のバランスで選ぶなら、他メーカーにも魅力的なSUVがあります。
私はレクサスUXを所有していて、NXも実際に運転したことがあります。
友人はNXを約1年所有していました。
今回はその体験を入り口にしつつ、安全装備・快適装備・サイズ・新車価格を公式仕様で横並びにしました。
比較相手はハリアー・新型CX-5・フォレスター・エクストレイル・アウトランダーPHEVの5台。
メーカーごとに違う装備名を、できることに統一して比較します。
結論|NXを選ぶ理由は装備の数だけじゃない
NXは最安のNX350hでも新車550万円。
新型CX-5なら330万円から、ハリアーは439万6,700円から選べます。
NXが高いのは事実。
でも、欲しいのがレクサスなら、金額差だけでは決められません。
一方で、最近の国産SUVは安全装備も快適装備も充実。
予算を抑えながら、欲しい機能を狙える車もあります。
ここでは「NXが勝つまで比べる」はやりません。
ハリアーの上質な装備、新型CX-5の価格、フォレスターの運転支援、エクストレイルの電動駆動、アウトランダーのPHEV。
それぞれ得意分野が違います。
価格・サイズ比較|最安新車価格と上級グレードは分けて見る
価格と装備の比較は、新車同士で統一します。
価格は2026年10月時点の日本仕様・オプションなしの税込メーカー希望小売価格。
最安新車価格は各車の入口を知るための数字、○△×は表に示した比較グレードの装備です。
同じ価格でも駆動方式やパワートレーンが違うため、装備の数だけで優劣は付けません。
↔ 6車種のサイズ・エントリー価格・比較グレード|左右にスワイプできます
| 比較する項目 | レクサス NX | トヨタ ハリアー | マツダ CX-5 | スバル フォレスター | 日産 エクストレイル | 三菱 アウトランダー PHEV |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 装備比較の グレード | NX350h version L 2WD | Z Leather Package 2WD | 新型 L 2WD | Premium S:HEV EX AWD | G e-4ORCE 4WD/5人 | G PHEV 4WD 5人 |
| 比較グレードの 新車価格(税込円) | 6,376,000 | 5,186,500 | 4,070,000 | 4,642,000 | 4,950,000 | 5,985,100 |
| 最安 エントリーグレード | NX350h 2WD | G 2WD | S 2WD | Touring AWD・ターボ | X 2WD | M PHEV 4WD |
| 最安新車価格 オプションなし(税込円) | 5,500,000 | 4,396,700 | 3,300,000 | 3,850,000 | 4,092,000 | 5,369,100 |
| 全長(mm) | 4,660 | 4,740 | 4,690 | 4,655 | 4,690 | 4,720 |
| 全幅(mm) | 1,865 | 1,855 | 1,860 | 1,830 | 1,840 | 1,860 |
| 全高(mm) | 1,660 | 1,660 | 1,695 | 1,730 | 1,720 | 1,750 |
| 比較仕様の パワートレーン | ハイブリッド | ハイブリッド | ガソリン系 ハイブリッド | ストロング ハイブリッド | e-POWER | プラグイン ハイブリッド |
NX350h version LとハリアーZ Leather Packageは装備の充実したグレード。
CX-5は新型L、フォレスターはPremium S:HEV EX、エクストレイルはG e-4ORCE、アウトランダーPHEVはG(5人乗り)を比較対象にしました。
サイズはどれも近いけれど、全高はNXとハリアーの1,660mmに対してアウトランダーが1,750mm。
90mm差があります。
立体駐車場や日常の取り回しを考えるなら、価格より先にチェックしたい数字。
安全装備|メーカー名を取って、機能だけで比べた
レーンアシスト、プロパイロット、アイサイト。
名前が違うと分かりにくい。
だから車間キープ・車線中央のハンドル支援・全周囲カメラなど、役割をそろえています。
○=比較グレードに標準装備、△=メーカーオプション、×=そのグレードに設定なし、—=確認しきれず。
同じ○でも対応する速度や検知対象、ハンドル支援の範囲は異なります。
↔ 安全装備7機能|左右にスワイプできます
| 比較する項目 | レクサス NX | トヨタ ハリアー | マツダ CX-5 | スバル フォレスター | 日産 エクストレイル | 三菱 アウトランダー PHEV |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 前方衝突の危険を検知し 自動ブレーキ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 前車に合わせて 車間キープ(ACC) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 車線中央を保つ ハンドル支援 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 車線はみ出しを 警告・抑制 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 斜め後ろの車を 知らせる | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 車を上から見るように 周囲を映す | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 運転者の異常を検知して 減速・停車を支援 | ○ | ○ | ○ | ○ | — | — |
今回は、基本的な事故回避支援では6台とも多くの○が並びました。
つまり「自動ブレーキが付いているからNX」だけでは決めにくいということ。
たとえば運転者の異常時対応では、NX・ハリアー・新型CX-5・フォレスターにも停車支援系の機能があります。
ただし、自動運転ではないし、すべて同じ条件で働くわけでもありません。
快適装備|ベンチレーションと電動バックドアを比べる
高いクルマに乗るなら、やっぱり欲しい装備はありますよね。
暑い日に助かるシートベンチレーション、運転席メモリー、荷物を持ったまま開けられるバックドア。
ここも機能で並べました。
↔ 快適装備8機能|左右にスワイプできます
| 比較する項目 | レクサス NX | トヨタ ハリアー | マツダ CX-5 | スバル フォレスター | 日産 エクストレイル | 三菱 アウトランダー PHEV |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 前席シートを 温める | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | — |
| 前席シートから 熱気を逃がす | ○ | ○ | ○ | △ | — | — |
| ステアリングを 温める | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | — |
| 運転席を電動で 調整する | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 運転席位置を 記憶する | ○ | ○ | ○ | — | ○ | — |
| 後ろのドアを 電動で開け閉め | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| フロントガラスに 速度などを表示 | — | ○ | ○ | — | — | — |
| 自宅で充電して EV走行できる | × | × | × | × | × | ○ |
前席シートベンチレーションは、NXだけではありません。
ハリアーZ Leather Packageと新型CX-5 Lにも装備。
フォレスターPremium S:HEV EXではメーカーオプションの本革シート装着時に選べます。
逆に、アウトランダーPHEV Gは家で充電できるのが大きな違い。
日常を電気で走りたい人なら、これはNX350hやハリアーのハイブリッドでは代わりにならない装備です。
「—」は装備なしの意味ではありません。
確認しきれない項目を想像で×にはせず、気になるグレードのメーカー装備表で確かめたいところです。
中古相場|NXとライバルを同じ予算で探すなら
中古車なら、新車価格だけでは比較できません。
たとえば同じ400万円でも、NXは年式や走行距離を妥協する場面があり、他メーカーなら新しい個体を選べることもあります。
ただ、今回の2026年新型CX-5は発売からまだ日が浅い。
旧型ディーゼルを含むCX-5全体の中古平均価格と、今の新型車の値段を並べるのは無理があります。
私は以前のCX-5ディーゼルも所有しましたが、2026年型CX-5と走りを同じ扱いにはしません。
中古でCX-5を狙うなら、旧型ディーゼルと新型ガソリン系ハイブリッドを分けて考えるのが先です。
中古CX-5 XD Sports Appearanceは別枠の選択肢
中古まで候補を広げると、旧型CX-5のXD Sports Appearanceも気になります。
2.2Lディーゼルに本革シート、前席ベンチレーション、BOSEの10スピーカー、360°ビューモニターなどを備えるグレードです。
旧型CX-5のマツダ公式グレード情報でも装備を確認できます。
ただし、中古車の価格は年式・走行距離・状態によって変わります。
このXD Sports Appearanceを、新車NXや新型CX-5と同じ価格表に入れて勝敗を決めるのは不公平。
中古は中古で、支払総額と車両状態をそろえて比べます。
中古車でそろえる条件
- 支払総額(オプション・税・諸費用を含んだ金額)
- 年式・走行距離・修復歴
- ハイブリッド/PHEV/ガソリンと駆動方式
- シートベンチレーション・全周囲カメラなど、希望の装備
- 整備履歴・保証・消耗品の状態
数字が大きい車を選ぶのではなく、同じ予算でどんな車両が買えるか。
ここまで比べると、選びたい1台がかなり見えてきます。
欲しい装備が決まったら、条件に合う中古SUVを探してみてください。
このリンクは中古車探し向け。
新車の購入やメーカーオプションの指定は、各メーカーの販売店で確認するのが確実です。
NXのオーナー体験|他社にないのは何?
NXについては、友人が約1年所有していました。
価格や内装の細かいところには不満もあったのに、最後は「また買いたい」という評価でした。
不満ゼロだから満足度が高いわけじゃない。
所有しているうちに好きになる部分は、装備表だけでは見えません。
その話はNXを手放した友人の後悔レビューでまとめています。
私自身はUXを所有し、NXも運転したことがあります。
ただ、ここに並べた6台を同じ条件で乗り比べたわけではありません。
乗り心地や静粛性を点数にして順位付けするより、まず装備の差を見てほしいと思います。
もう少しコンパクトなレクサスが気になるなら、UXと同サイズSUVの比較もどうぞ。
2026年9月発表の新型NXは、この価格表に含まない
レクサスは2026年9月1日、NXの次のモデルを世界初公開しました。
新しいデザインや新世代のハイブリッドシステムが発表されています。
ただし日本での販売価格・グレードを、この表に混ぜていません。
今回のNX350hは、2026年10月時点に国内公式サイトで価格が確認できる仕様です。
新型NXの情報は発売時にあらためて比較したいですね。
まとめ|新車は同じ条件で。中古は別の魅力がある
NXは新車550万円から。
新型CX-5は330万円から、ハリアーは439万6,700円から選べます。
上級グレードでは、新型CX-5 Lが407万円、NX350h version Lが637万6,000円。価格差は230万6,000円です。
ただ、装備が似ていてもパワートレーンや駆動方式、走り、内装の質感まで同じとは限りません。
新車は新車同士で比較し、どこにお金をかけたいかで選ぶ。
旧型CX-5 XD Sports Appearanceのような中古車は、別の予算と条件で検討する。
この分け方なら、それぞれの魅力を公平に見られます。


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