東広島市の西条には、JR西条駅を降りてすぐ、白壁の酒蔵と赤レンガの煙突が並ぶ「西条酒蔵通り」があります。
西条と聞くと、毎年たくさんの人が集まる「酒まつり」を思い浮かべる人も多いかもしれません。
確かに酒まつりの日はすごい。
人、人、人。

でも、私が個人的に好きなのはむしろ何もない普通の日の酒蔵通りです。
人の少ない通りをぶらぶら歩く。
白壁の酒蔵や煙突を眺める。
気になる酒蔵があれば入ってみる。
日本酒を試飲する。
そして調子に乗って何軒か回ると、
普通に酔います。
今回は、そんな西条酒蔵通りを実際に歩いた様子と、個人的に好きな酒蔵「亀齢」、そして普段とは別世界になる酒まつりの日まで写真多めで紹介します。
西条酒蔵通りはJR西条駅を降りてすぐ
西条酒蔵通りは、JR西条駅のすぐ近くに広がる酒蔵エリアです。
東広島市の案内では、現在も7つの蔵元が軒を連ねています。酒蔵通り全体を「まるごと博物館」として、各蔵の酒文化や展示、町並みまで楽しめる場所として紹介されています。

つまり、ひとつの酒蔵へ行って終わりじゃない。
歩いていると次の酒蔵、その先にも煙突。
「ここも酒蔵か」と寄り道したくなるのが西条のおもしろいところです。
普段の西条酒蔵通りは人が少なくて、ゆっくり歩ける
酒まつりの写真だけ見ると、西条酒蔵通りはいつも混んでいるように見えるかもしれません。
でも普段はかなり違います。

白壁の大きな蔵。
黒い板壁。
細い路地。
そして高く伸びる赤レンガの煙突。
派手な観光地ではないんだけど、この町並みがいいんですよ。
日本酒に詳しくなくても、
「この建物かっこいいな」
「この路地、雰囲気いいな」
「また煙突ある!」
くらいのノリで十分楽しめます。
酒蔵へ入って試飲しながら歩くのも楽しい
西条の楽しみは町並みだけではありません。
日本酒。
普段でも、酒蔵によっては直売所で試飲を楽しめます。
以前、何軒かのぞきながら試飲して歩いたことがあります。
最初は「ちょっと味見しよ」。
次は「せっかくだし、ここも」。
その次は「味が違うんかな?」。
……。
そりゃ酔うよ。
試飲を楽しむならJR西条駅から歩けるのがありがたいところ。車で行く日は飲まずに町並みと買い物を楽しんで、飲む日は電車。これが安心です。
西条の日本酒で個人的におすすめなのは亀齢

「西条の日本酒でおすすめは?」と聞かれたら、知名度を考えると賀茂鶴!と言いたいところですが。
私は、
亀齢が好き。
亀齢酒造の直売所「万年亀舎」は、日本酒だけがずらっと並んだ堅い雰囲気ではありません。
店内には酒器や小物、お菓子などもあって、かわいいものが多い。日本酒を選ぶだけじゃなく、店内を見て回るのも楽しいです。
現在の東広島観光サイトでも、万年亀舎では蔵元限定酒や日本酒を使ったオリジナル商品などが案内されています。
酒蔵限定で買った「吉田屋」が激旨だった
そして、亀齢で忘れられないのが「吉田屋の酒」。
私が買ったときは酒蔵限定販売で、現地へ行ったから見つけた一本でした。
これが、
激旨。
西条で一本買って帰るなら、私はかなり好きです。
販売商品は変わることがあるので、吉田屋を目当てに行く場合は現地や公式情報で現在の販売状況を確認してください。
賀茂鶴の白壁と赤レンガ煙突も西条らしい
亀齢推しではありますが、西条を歩くなら賀茂鶴もやっぱり外せません。
白い酒蔵に赤レンガの煙突。
いかにも「酒の町・西条」という景色です。
酒蔵が離れた観光地として点在しているのではなく、町の中を歩いて次々に見つけられるのが酒蔵通りのおもしろさ。
目的の酒蔵へ直行して帰るより、何軒かぶらぶら歩く方が楽しいと思います。
酒まつりの日は普段とは完全に別世界
そして、ここからは酒まつりの日。

普段の「のんびり酒蔵散歩」とは完全に別物です。

人は多い。
でもこれはこれで楽しい。

酒まつりでは限定のにごり酒を試飲

このとき飲んだのが、酒まつり限定のにごり純米酒。

こういう場所で飲む日本酒は、また旨いんですよね。
酒まつりでは各酒蔵の限定酒や試飲内容が年によって変わるので、その年の案内を見てから行くのがおすすめです。
酒まつりでは酒蔵の中まで入れた

酒まつりの日には、酒蔵の中まで入れた場所もありました。

でかい。
そして奥までずらーっと続く。
白壁や煙突を外から眺める町歩きとは、また違ったおもしろさがありました。
ただし、この写真は酒まつり当日に入れたときのものです。普段も同じ場所へ自由に入れる、という意味ではありません。
西条で酒蔵見学をしたいなら事前確認がおすすめ
「西条で酒蔵見学もしたい」という人は、行く前に見学できる場所や開催日を確認しておくのがおすすめです。
東広島市では、地元ボランティアが酒蔵通りを案内する「酒蔵のまち てくてくガイド」も案内しています。現在の市公式ページでは毎月10日の無料案内があり、それ以外の日は予約制の有料ガイドも案内されています。
試飲、直売所、酒蔵見学の内容や営業時間は変わることがあるので、目的の蔵が決まっている場合は各酒蔵の最新情報も確認してください。
初めてなら酒まつり以外の日にも歩いてほしい
酒まつりは楽しい。
日本酒はいっぱいある。
人もいっぱい。
お祭りとして行くなら最高です。
でも、西条酒蔵通りそのものを楽しむなら、私は普通の日もおすすめします。
人の少ない通りを歩く。
煙突を見る。
白壁の路地をのぞく。
酒蔵へ入る。
気になる日本酒を試飲する。
亀齢へ寄る。
派手さはないけど、ちゃんと「酒の町を歩いてる」感じがあります。
西条酒蔵通りへのアクセス|試飲するなら電車が楽
西条酒蔵通りはJR西条駅からすぐなので、試飲を楽しみたい人と相性がいい観光地です。
JR西条駅2階には東広島市観光案内所、酒蔵通りの「くぐり門」には西条酒蔵通り観光案内所があります。初めて歩くなら、まち歩きMAPをもらってから回るのも分かりやすいです。
西条酒蔵通りまとめ|日本酒を飲まなくても町歩きが楽しい
西条酒蔵通りは、日本酒好きならもちろん楽しい場所です。
でも私は、日本酒だけを目的にしなくても十分おもしろいと思っています。
白壁。
赤レンガの煙突。
杉玉。
細い路地。
酒蔵ごとに違う雰囲気。
その途中で試飲まで始めると、帰る頃にはちょっとご機嫌になっているかもしれません。
個人的おすすめは亀齢酒造。
そして、私が酒蔵限定で買った吉田屋は、もう一回言います。
激旨でした。
酒まつりの日にワイワイ楽しむのも良し。
何もない日にのんびり歩くのも良し。
西条へ行くなら、酒蔵を1軒だけ見るより、酒蔵通りそのものをぶらぶら歩いてみてください。
たぶん途中で、予定になかった日本酒を買います。
東広島で食事も探すなら、実際に食べ歩いた東広島ラーメンまとめもどうぞ。

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