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レクサスUXは後悔する?615万円で買って分かった欠点と満足している理由

納車から約5か月。ディーラーで提示された査定額は350万円でした。

私が購入したレクサスUX250h F SPORTの特別仕様車「Emotional Explorer」は、オプションや諸費用を含めて総額約615万円です。

さらに、約1年待ってようやく納車された半年後には、走りや装備が進化したUX300hが登場しました。

数字だけを見ると、買う時期を完全に間違えたように見えます。

実際、新型に試乗したときは素直に悔しかったです。後席は狭く、荷室も大きくありません。欲しい装備を付けていくと、NXが気になる価格にもなりました。

それでも、UXを買ったこと自体は後悔していません。

納車後は広島県内だけでなく、山陰、角島、淡路島へも出かけました。以前の私にとって車は移動手段でしたが、UXに乗り始めてからは、車そのものが出かける理由になったからです。

UXは、広さや車格を求める人には向いていません。一方で、1〜2人で乗ることが多く、知らない土地でも気軽に運転できる車が欲しい人には、よく合います。

この記事では、実際に所有して分かった欠点と、それでも満足している理由を、できるだけ具体的に紹介します。

この記事で紹介する車両

  • 車種:レクサスUX250h F SPORT
  • 特別仕様車:Emotional Explorer
  • 契約時期:2022年8月
  • 納車時期:2023年7月
  • 支払総額:約615万円
  • 査定時点:納車約5か月後・走行距離約5,000km

※この記事は私が所有したUX250hの体験を中心にしています。年式やグレードによって装備や仕様が異なるため、購入時は実車と見積もりを確認してください。

目次

結論|レクサスUXで後悔するかは使い方で決まる

先に、UXが向いている人と向いていない人をまとめます。

UXで満足しやすい人UXで後悔しやすい人
1〜2人で乗ることが多い大人4〜5人で頻繁に乗る
旅行やドライブが好き家族でキャンプへ行く
運転しやすさを重視する大きな荷物を頻繁に積む
大きすぎるSUVはいらない同じ予算なら車格を優先したい
UXのデザインが好き後席の広さを最優先したい

UXは、広さで勝負するSUVではありません。

大きすぎない車体に、上質な乗り心地や快適装備を詰め込んだ「小さな高級車」です。

このコンパクトさを「扱いやすい」と感じるか、「高いのに狭い」と感じるか。購入後の満足度は、ここで大きく分かれます。

レクサスUXを買って後悔した点

私はUXが好きですが、615万円払ったからといって、すべてを褒めるつもりはありません。

実際に所有してみると、購入前に気になっていた弱点の多くは、そのまま当たっていました。

装備を追加するとNXが気になる価格になる

購入時に最も悩んだのは価格です。

車両本体だけで比べれば、UXとNXには価格差があります。しかし、UXに欲しい装備を追加していくと、その差は少しずつ縮まります。

  • シートベンチレーション
  • 三眼LEDヘッドランプ
  • カラーヘッドアップディスプレイ
  • パノラミックビューモニター
  • ブラインドスポットモニター

せっかくレクサスに乗るなら、このあたりは欲しくなりますよね。

見積書が完成したとき、私も「ここまで出すなら、もう少し頑張ってNXにした方がよいのでは?」と考えました。

後席や荷室の広さを重視するなら、NXの方が合理的です。

それでもUXを選んだのは、単純にNXよりUXのデザインが好きだったからです。

車は頻繁に目にするものです。最後は車格や数字ではなく、「こちらに乗りたい」という気持ちを優先しました。

後部座席は広くない

UXの後部座席は狭いです。ここは無理にかばえません。

前席を身長170cmほどの大人が運転する位置に合わせると、後席の膝前はこぶし1個半ほどでした。座れないほどではありませんが、足を自由に動かせるような余裕はありません。

後席ドアの内装も、前席と比べると少し簡素です。615万円の車だと考えると、もう少し手をかけてほしかったというのが正直な感想です。

ただ、実際に大人4人で1〜2時間ほど出かけた際は、特に問題なく移動できました。

友人の感想では、後席のシートは体に合いやすく、車自体の乗り心地もよいため、見た目から想像したほど疲れなかったそうです。

とはいえ、大人4人で長時間旅行する使い方には向きません。後席を頻繁に使う人は、購入前に家族と一緒に座って確認することをおすすめします。

荷室は床面積より高さが気になる

UXの荷室も、大きいとは言えません。

以前、特大サイズの段ボールを積んだところ、箱ひとつで荷室の大部分を使いました。

しかも、その箱は横向きならバックドアが閉まるのに、縦向きでは閉まりませんでした。

横なら入る?縦だと入らない?荷室でテトリスが始まります。

実際に使って気になったのは、床面積よりも荷室の高さです。リュックを立てて置くだけで後席のヘッドレスト付近まで届き、荷物を積み重ねると後方視界も狭くなります。

キャンプ道具や複数のゴルフバッグを積み、さらに大人4人で移動する用途には向いていません。

一方、私たち夫婦はUXで1〜2泊の旅行に何度も出かけていますが、荷物が載らずに困ったことはありません。

荷室容量の数字だけでなく、普段誰と乗り、何を積むのかで判断する必要があります。

内装は質感が低いというより、華がない

UXの内装は、写真だけで見ると地味です。

黒い部分が多く、木目や大きなメッキパーツのような、ひと目で分かる豪華さはあまりありません。私も購入前は、「600万円を超える車にしては少し殺風景ではないか」と思っていました。

ところが、実際に触って操作すると印象が変わります。

部品同士の隙間が少なく、スイッチの感触もしっかりしています。運転席に座ったときの包まれるような感覚も、写真では伝わりにくい部分です。

UXの内装は、質感が低いのではなく、華がない。私はそう感じています。

分かりやすい豪華さを求める人には物足りませんが、派手さより落ち着いた空間が好きな人には合います。

フェンダーアーチモールの線は今でも気になる

走りにも使い勝手にも関係のない、細かなデザインの話です。

UXは、ボディ側を流れる線とフェンダーアーチモールの線が微妙にずれています。

気にならない人の方が多いと思います。しかし、私は洗車をするたびに目に入ります。

全体のデザインが好きだからこそ、「ここは線をそろえられなかったのだろうか」と、今でも少し引っかかっています。

約1年待った半年後にUX300hが登場した

UX250hを契約したのは2022年8月。納車されたのは2023年7月でした。

約1年待ったため、納車された日のうれしさは今でも覚えています。

ところが、その約半年後にUX300hが登場しました。

新型が出ること自体は珍しくありません。ただ、実際に試乗して走りや内装の進化を感じると、感心するより先に「もう少し待てていたら」と思いました。

UX250hを選んだことは後悔していませんが、購入時期については少し悔しさが残っています。

最も驚いたのはディーラーの査定額だった

UXそのものの欠点以上に、衝撃を受けた出来事があります。

納車から約5か月、走行距離約5,000kmの時点でディーラー査定を受けたところ、提示された金額は350万円でした。

支払総額約615万円には、オプションや税金、登録費用なども含まれています。そのため、購入総額と査定額を単純に比較することはできません。

それでも、まだ5か月しか乗っていない車に提示された金額として、350万円はかなりの衝撃でした。

ところが、そこで決めずにほかの査定先も比べると、最高提示額は500万円近くまで上がりました。

車の状態も走行距離も同じです。査定先が変わっただけで、差は約150万円ありました。

もちろん、すべての車で同じような差が出るわけではありません。ただ、ディーラーから提示された金額だけで売却を決めるのは怖いと感じました。

この経験から学んだのは、UXのリセールがよいか悪いかということより、愛車の価値は1社の査定だけでは判断できないということです。

UXへの乗り換えを検討している人へ

車の購入予算は、車両価格だけでなく、今乗っている車がいくらになるかでも大きく変わります。

私の場合は、査定先を比べたことで約150万円の差が出ました。すべての車で同じ結果になるわけではありませんが、ディーラーへ行く前に相場を把握しておく意味はあります。

売却を決める前に、今の愛車にどの程度の価格が付くのか確認してみてください。

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※査定額は車種、年式、走行距離、車両状態、査定時期などによって異なります。

それでもレクサスUXを買ってよかった理由

ここまで欠点を並べると、不満の多い車に見えるかもしれません。

しかし、私たち夫婦の使い方では、UXの長所が欠点を上回りました。

旅行先では車の小ささが頼りになる

UXの全長は4,495mmです。大きなSUVと比べると、前後方向がコンパクトにまとまっています。

旅行先では、道幅も駐車場の広さも分かりません。

ナビに案内されるまま進んだら急に道が細くなったり、観光地の駐車場で何度も切り返すことになったりします。

そんなとき、UXなら「この大きさなら何とかなる」と思えます。

目的地へ着く前に、運転だけで疲れにくい。これは購入前にカタログを眺めていたときには分からなかった魅力です。

最小回転半径5.2mで取り回しやすい

UXの最小回転半径は5.2mです。

数字だけでは分かりにくいものの、交差点やUターン、駐車場での切り返しでは扱いやすさを感じます。

「もう一度切り返す必要があるかな」と思った場所でも、そのまま曲がれることがあります。

全幅は決して細くありませんが、前後の短さと小回り性能のおかげで、日常では想像以上に気軽に運転できます。

思ったとおりに動くので長距離でも疲れにくい

UXの魅力は、圧倒的な速さではありません。

アクセルを踏めば自然に加速し、ハンドルを切れば素直に曲がる。自分が想像した動きと、実際の車の動きがずれにくいのです。

高速道路の合流や坂道でも、私はパワー不足を感じたことはありませんでした。

静粛性が高く、路面の細かな凹凸も穏やかに処理してくれます。長時間運転したあとに車を降りると、以前の車より疲れが少ないと感じました。

その小さな違いが、「次はもう少し遠くまで行ってみよう」という気持ちにつながっています。

UXに乗ってから出かける回数が増えた

以前の私にとって、車は目的地へ行くための道具でした。車に乗ること自体を目的に出かけるタイプではありませんでした。

UXに乗り始めてからは、「今日はどこへ行こうか」と考えることが増えました。

広島県内を走り、山陰へ行き、角島へ行き、淡路島まで出かけました。目的地だけでなく、そこへ向かう時間も楽しめるようになったからです。

車が単なる移動手段ではなく、出かける理由になった。

私にとっては、これがUXを購入して得た最も大きな変化です。

1〜2人なら狭さより快適さが勝つ

UXを5人乗りのファミリーSUVとして見ると、後席や荷室の狭さが目立ちます。

しかし、1〜2人で使う車として見ると、印象は変わります。

  • 前席中心なら快適に使える
  • 1〜2泊の旅行なら荷物を積める
  • 狭い道や駐車場で扱いやすい
  • 長距離を運転しても疲れにくい
  • 快適装備を充実させられる

私たち夫婦にとっては、ほとんど使わない後席の広さより、毎日感じる運転のしやすさの方が重要でした。

使わない広さを持ち歩くより、普段使う快適さを選ぶ。UXは、そういう考え方に合う車です。

UXは都会派SUVなのに、秘境ドライブにも向いていた

仁淀川の水晶淵、仁淀ブルーがキレイでしょ?

UXは「Urban Explorer」、つまり都会派SUVとして作られた車です。

でも実際に乗ってみると、こういう秘境や絶景を見に行くドライブにも、意外と相性が良いと感じました。

理由は、車のサイズ感だけではありません。

最小回転半径5.2mの取り回しの良さがあるので、細い山道や観光地の狭い駐車場でも扱いやすいんです。

NXやハリアーのようなひと回り大きなSUVだと、もう少し気を使っていたと思います。

その点、UXは「このサイズなら行ってみよう」と思いやすい車でした。

UXは都会派SUVと言われるけど、こういう細い道の先にある景色を見に行くための車になりました。

レクサスUXで後悔しやすい人

  • 大人4〜5人で長距離移動することが多い
  • キャンプ道具や大きな荷物を頻繁に積む
  • 複数のゴルフバッグを積みたい
  • 同じ予算なら広さや車格を優先したい
  • 後部座席の広さを最優先したい
  • 内装に分かりやすい豪華さを求める

これらに当てはまるなら、UXだけで決めず、NXやほかのミドルサイズSUVも比較した方がよいでしょう。

特に後席を頻繁に使う家庭では、運転席だけの試乗では判断できません。普段乗る人全員で座り、荷物も想定して確認することをおすすめします。

レクサスUXで満足しやすい人

  • 普段は1〜2人で乗る
  • 旅行やドライブが好き
  • 大きすぎるSUVを持て余したくない
  • 狭い道や立体駐車場を利用する
  • 乗り心地と運転のしやすさを重視する
  • UXのデザインが好き

「運転しやすい小さな高級車が欲しい」という人にとって、UXは有力な選択肢です。

万人向けではありませんが、用途が合えば、広さだけでは測れない満足感があります。

レクサスUXの後悔に関するよくある質問

レクサスUXの後部座席は本当に狭いですか?

広くはありません。前席に成人男性が座ると、膝前の余裕は限られます。

私が大人4人で1〜2時間ほど乗った際は問題なく移動できましたが、大人4人で長距離旅行をする使い方にはおすすめしにくいです。後席を頻繁に使う場合は、家族全員で試乗してください。

レクサスUXはファミリーカーとして使えますか?

普段は1〜2人で乗り、必要なときだけ後席を使う家庭なら利用できます。

大人4〜5人での長距離移動や、キャンプ用品など多くの荷物を積む使い方では、後席と荷室の狭さを感じやすいでしょう。

レクサスUXとNXならどちらを選ぶべきですか?

後席や荷室の広さを優先するならNX、取り回しのよさや大きすぎない車体を重視するならUXが向いています。

価格や車格だけでなく、普段どこを走り、何人で乗り、どの程度の荷物を積むのかで考えると選びやすくなります。

レクサスUXはリセールが悪いですか?

1社の査定額だけで、リセールの良し悪しを判断するのは難しいです。

私のUXは、納車から約5か月、走行距離約5,000kmの時点で、ディーラー査定が350万円でした。一方、ほかの査定先では最高500万円近い金額が提示されました。

査定額は車両状態や時期によって変わるため、売却時には複数の査定先を比較することをおすすめします。

まとめ|UXは使う人を選ぶ小さな高級車

レクサスUXは、後席も荷室も広くありません。装備を追加するとNXが気になる価格になり、私の場合は納車から約半年後にUX300hも登場しました。

ディーラーから提示された350万円という査定額にも驚きました。

それでも、UXを選んだことは後悔していません。

私たち夫婦に必要だったのは、使わない広さではなく、知らない土地でも気軽に運転でき、遠くへ出かけたくなる車だったからです。

大人4〜5人で乗ることが多い人や、大きな荷物を頻繁に積む人には向きません。

一方、1〜2人で身軽に出かけたい人や、大きすぎない高級車を探している人には、よく合います。

価格だけを見れば、NXが気になるのも事実です。

だが、UXの方が好きなのだから仕方ありません。

ディーラー査定だけで決める前に

私の場合は、査定先によって約150万円の差が出ました。

UXへの乗り換えを検討している人も、現在の愛車の相場が分かれば、実際に必要な購入予算を計算しやすくなります。

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※査定額は車種、年式、走行距離、車両状態、査定時期などによって異なります。

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