秋のアオリイカは数釣りができる。
そう聞いてエギングを始めてみたけど、なんだよ!そんなに釣れないじゃないか!
簡単に釣れると聞いたから高い釣り道具も買ったのに、こうなったらエギングロッドでタチウオ釣ってやる!
……という人………。私ですね。
秋のアオリイカは、初心者でも狙いやすい釣りだと思います。
ただ、何も考えずに投げてシャクっているだけだと、思ったほど釣れないこともあるんですよね。
そんな私が、尊敬する師匠から「ちょっとの意識でまわりと差がつく簡単テクニック」を教わり、みごと友人たちとは一線を画す釣果を手にすることができました。
この記事では、その中でも特に簡単に使えて、効果があると感じた秋アオリイカの釣り方を4つ紹介します。
※この記事は過去の体験をもとに再編集しています。釣り場のルール、立入可否、駐車場所、釣れる時期などは変わることがあります。実際に行く場合は、現地の案内や最新情報を確認して、安全第一で楽しんでください。
秋アオリイカ初心者が意識したい4つのコツ
今回紹介するのは、難しいプロ向けのエギングテクニックではありません。
初心者でもすぐに意識しやすい、かなり基本寄りの内容です。
- アオリイカがいる場所を探す
- エギを着底させてキビキビ動かす
- フォールでイカに抱かせる時間を作る
- 秋イカに合うエギを選ぶ
この4つを少し意識するだけでも、秋アオリイカの釣りはかなり変わると思います。
①場所選び|まずはアオリイカがいる場所を探す

最初に大事なのが、釣り場選びです。
ざっくり説明すると、アオリイカは潮通しが良くて、海藻が茂っているような場所に集まりやすいです。
狙い目になりやすいのは、こういう場所です。
- テトラポットの外側
- 地磯・堤防の先端部
- 堤防と磯が混じったような場所
まずはGoogleマップなどで当てはまりそうな場所を探して、現地に行ってみましょう。
そして現地に着いたら、最初に見たいのがイカの墨跡です。
今回の墨跡写真は、山陰釣行中の写真ではなく、広島の海で「アオリイカがいる場所の目印」として撮影したものです。
堤防を歩いていると、こういう黒い跡が残っている場所があります。
墨跡がある場所は、誰かがそこでアオリイカを釣った可能性が高い場所です。
もちろん、墨跡があるから絶対に釣れるわけではありません。
でも、初心者が最初に見る目印としてはかなり分かりやすいです。
墨跡を見つけたら、早速釣りを始めてみましょう。
②シャクリ|着底させてキビキビ動かす

秋アオリイカ狙いのシャクリ方の基本はシンプルです。
これを意識するだけで、釣果に差が出ます。
着底させて、キビキビ動かす。
これにつきます。
見えイカで試してみたら一目瞭然。
ふわふわ動くエギよりも、キビキビ動くエギにイカは興味を示してきます。
最初の頃って、エギングと聞くと「とにかく大きくシャクる」「派手に動かす」みたいなイメージがあるかもしれません。
でも大事なのは、まずちゃんと底を取ること。
そのうえで、エギをキビッと動かして、アオリイカに見つけてもらう感じです。
師匠に教わってからは、この「着底させて、キビキビ動かす」をかなり意識するようになりました。
③フォール|イカに抱かせる時間を作る
シャクッた後は、フォールで抱かせる時間を作りましょう。
これは……プロの人がやったら違うんだろうけど、正解が無いように思います。
私の感覚ですが、強いて言えば、フォールは大きく2つあります。
- エギの移動距離が短いけど、アタリのとりにくいフリーフォール
- エギの移動距離は長いけど、アタリのとりやすいテンションフォール
フリーフォール
フリーフォールは、エギの移動距離が短いので、海中にある時間を長く取れる利点があります。
ただ、ラインが弛んでいる分、アタリがとりにくいです。
フォール後、じわーっとラインを張って、重みを感じたらアワセを入れましょう。
テンションフォール
テンションフォールは、エギの移動距離が長くなるので、海中にある時間は少し短くなります。
ただ、アピール時間が長いのと、アタリが分かりやすいのが利点です。
グイーン!と引っ張られる感触が来たら、アワセを入れましょう。
風が強い日は、テンションフォールでもアタリが分かりにくいです。
そんな時は、じわーっとラインを張ってアタリを取る意識をしておくと安心です。
エギングの基本は、シャクってエギを浮かせて、フォールで着底させて……の繰り返しです。
④エギ選び|ロッドよりもまずはエギを意識してみる


釣具……というより、オススメのエギです。
ロッドやリールは、こだわればいくらでも上があり、値段も数万円〜の差が出てきます。
初心者の方には、少し手が出しづらいところがあると思います。
でも、エギなら数百円〜千円台くらいの差で、釣果に差が出ることがあります。
私が師匠に教えてもらった中で印象に残っているのが、カンジインターナショナルのプロスペックです。
少しお高めなのですが、簡単にキビキビと動いてくれて、本当によく釣れました。
秋イカの場合、2.5号〜3号のオレンジ、ピンクあたりを使ってみるといいかも。
写真の3.5号は少し大きめですが、エギの雰囲気やカラーを見る参考にはなると思います。
初心者ほど、ロッドやリールを一気に高級品へ変えるより、まずは信頼できるエギをいくつか持っておく方が始めやすいです。
秋アオリイカの時期は9月半ば頃から12月頭まで

秋アオリは、目安として9月半ば頃から12月頭くらいまで狙えます。
とても楽しい釣りなので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
シーズンの初めは、小さなイカがエギに近づいてくるだけのことが多いです。
それはそれでかわいいんですけど、なかなか抱かない。
10月〜11月頃になると、数もサイズもいい感じに釣れて最高です。
もちろん、年や場所によって状況は変わります。
ただ、秋にアオリイカを始めるなら、この時期はかなり楽しいタイミングだと思います。
ここまでの4点を意識すれば秋アオリイカはもうすぐ君の手に!
場所を選ぶ。
墨跡を見る。
着底させて、キビキビ動かす。
シャクった後は、ちゃんとフォールで抱かせる時間を作る。
そして、秋イカに合うエギを使う。
ここまでの4点を意識すれば、秋のアオリイカはもうすぐ君の手に!
実際にこの記事で書いたことを意識して釣りに行ったら、しっかり釣ることができました。
この釣り方で実際に釣りに行った話
釣り場は来た時よりも美しく
最後にもうひとつ。
釣りは最高の趣味ですよね?
ずっとずっと遠い未来まで、釣りを楽しめる環境が続くように、来た時よりも美しくを実践しましょう。
コンビニ袋1枚分でも、みんながやれば大きな力になります。
釣りをする環境を守ることができます。
これが何よりも大きな釣果の秘訣になるのですから。
立入禁止の場所に入らない、ゴミを残さない、足場が悪い場所では無理をしない。
堤防や地磯では、ライフジャケットなど安全装備も忘れずに。
秋のアオリイカ釣りは本当に楽しいので、これからも気持ちよく遊べる場所を残していきたいですね。
FAQ
秋のアオリイカは初心者でも釣れますか?
釣れます。
ただ、「秋は簡単」と聞いて何も考えずに投げると、意外と釣れないんですよね。
場所選び、墨跡、シャクリ、フォール、エギのサイズを少し意識するだけでも変わると思います。
アオリイカの墨跡がある場所は狙い目ですか?
狙い目のひとつです。
墨跡がある場所は、誰かがアオリイカを釣った可能性が高い場所です。
ただ、墨跡があるから絶対釣れるわけではないので、潮や時間帯、まわりの状況も見ながら試してみるのがいいですね。
秋アオリイカには何号のエギが使いやすいですか?
秋イカなら、2.5号〜3号あたりが使いやすいと思います。
カラーはオレンジやピンクあたりから試してみると入りやすいです。
もちろん場所やイカのサイズによって変わりますが、最初の1本を選ぶならこのあたりが無難ですね。
シャクリとフォールはどちらが大事ですか?
どちらも大事です。
シャクリはアオリイカにエギを見つけてもらうアピールで、フォールは抱かせる時間です。
キビキビ動かして、しっかりフォールさせる。この流れを意識すると分かりやすいですよ。
秋アオリイカはいつ頃が釣りやすいですか?
目安としては9月半ば頃から12月頭くらいまで狙えます。
シーズン初めは小さいイカが多く、10月〜11月頃になると数もサイズもいい感じになってきます。
ただ、年や場所によって変わるので、実際に行く時は釣果情報や現地の状況も見ておくと安心です。
まとめ
秋アオリイカは、エギング初心者でも狙いやすい楽しい釣りです。
でも、ただ投げてシャクるだけでは、思ったほど釣れないこともあります。
まずは、潮通しの良い場所や墨跡を探す。
エギを着底させて、キビキビ動かす。
その後はフォールで、イカに抱かせる時間を作る。
そして、秋イカに合うエギを使う。
この4つを意識するだけで、釣り場での見え方が少し変わってきます。
私も師匠から教えてもらったこのテクニックで、実際に楽しいアオリイカ釣行ができました。
秋の海で、キビキビ動くエギにアオリイカが近づいてくる瞬間。
あれは本当にワクワクします。
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