山陰のヤリイカが冬の半ば〜終盤にかけて夜の日本海を熱く賑わせていますね。上手く群れに当たれば3桁釣果も狙え、大量に持って帰っても冷凍保存が効くので家族やご近所へのお土産にも喜ばれます。美味しいしね!
タックル選び!【竿・リール・ライン】持ってる人は飛ばして読んでね
ヤリイカは繊細な釣りじゃないのでソコソコな道具で十分狙えます。もちろん高価な道具の方が良いのですが、初心者さんには厳しい値段になっちゃうので…自分に合った道具を選びましょう。
では、竿の選び方から!
- エギングロッドの硬さMHあたりが他の釣りにも使いやすいのでオススメ
- 手首だけで軽く振ってみて、グリップがガタガタしないもの
- 手首だけで軽く振ってみて、軸がブレた感じのしないもの
- うわ!重た…と、感じないもの
この4点を意識して選ぶと使いやすくて良いですよ。
次がリールの選び方!
- 2500番〜3000番(数字が大きいほどリールも大きい)ぐらいが汎用性高めです。
- ハンドルを回してみてガタつかないもの
- ラインが絡みにくくなる機能のローターがついたもの
- うわ!重た…と、感じないもの
この4点を意識して探してみましょう。
最後はライン!
- リールに巻く糸の種類はPEラインで、太さが0.6〜08号のものがオススメ!
- リーダーにはフロロカーボン素材の、太さ2号程度のものがオススメ!
釣りを始めたての人は『リーダー要らないんじゃない?』と思うかもしれませんが、無かったらラインがメチャクチャに絡まります!エギなんて、一瞬で悲しい見た目になるぐらい絡まります…
餌巻きエギとエサ
餌巻きエギはワイヤーで巻くタイプとシリコンゴムで巻くタイプの物があります。
私はズボラで、小さい部品をすぐ無くしちゃうのでワイヤータイプの物を使っています。
ヤリイカは猪突猛進タイプのイカなので、エギは割となんでも釣れる感じです。
重要なのは『エサ』の方にあります。それと言うのも、イカの視力が優れているのは大きな眼からも見てとれますが、味覚と嗅覚を感じる受容体も発達しており、ココで味と匂いをビシバシと感じとってエサを認識しているのですね。
ヤリイカ釣りでは真っ白にふやけた塩漬けササミよりも、変えたて新鮮の塩漬けササミの方が良く釣れるので味と匂いは効果があると感じます。
逆にアオリイカは視覚に頼った狩りをしているようで、エサを巻いて動きの悪くなったエギには反応が悪くなります。
対ヤリイカ用に『ガルプ漬けの塩ササミ』を作成したので、これの釣行日記もいずれ書きます!
準備が出来たら釣り場へ行こう!場所選びのコツ
冬のヤリイカは産卵のために深場から潮流に乗って移動し、接岸してきます。産卵場所になるポイントとして
ある程度水深がある場所の岩礁帯や消波ブロックなどの天井部にぶら下げるような形で産卵します。
このあたりを参考にして考えると探しやすいですね、深場と隣接していて潮通しの良さそうな場所です。
Googleマップの航空写真で、それっぽい場所を探すとワクワクしますよ!
- 磯場と隣接し、水深10メートル以上ある堤防の消波ブロック外側※消波ブロックの上で釣りをする場合、ちょっとでも危険を感じたら諦めること!落ちたら最悪命を落します。
- 家族連れで行く人は、オバセの波止や浜田港などの有名ポイントへ行くのもあり!爆釣は難しいけど比較的安全ですよ。
- 釣具屋さんで情報収集!店員さんと仲良くなったら秘密のポイントを教えてもらえるかも!
1番のような場所が釣果を期待出来るのですが、釣りは安全が第一です!天候や海の状況、自分の体調を考慮して行きましょうね!家族や友人を悲しませるのは、ダメ!ぜったい。ちなみに私は、1番と3番が好き。
基本の釣り方
ヤリイカは群れで回遊しており、一度釣れると続けて来る事が多いので、イカが釣れたタナ(深さ)を把握する事はとても重要です。基本のカウントダウンを覚えて釣れるチャンスを増やしましょう!
- エギを投げて着水後に秒数を計る。※正確じゃなくて大丈夫!心の中で数えてね。
- エギを5秒沈めたら巻き始め、反応がなければ次は10秒したら巻き始める…と、繰り返していって狙うタナを徐々に変えていく
- 底の方まで探り終わったら、アクションを変えてみる。最初はゆっくり巻くだけ→シャクリを入れてみる…などなど
- グイッと引っ張られる感覚が有ったら軽く竿を立ててみましょう!イカが針に掛かりますよ
- あとはラインを緩めずリールを巻き取り、イカを釣り上げたら喜ぶだけ!
- 釣れたパターン覚えておいて、繰り返しやると立て続けに釣れる事がありますよ
バタバタ釣れた!と思っていたらピタリと釣れなくなったり海中の様子は刻一刻と変化します。
釣れなくなったら、タナやアクションを変えてみましょう。
まとめ
ヤリイカはかなり猪突猛進な正確をしていて、ヤリイカの居る所に美味しそうな餌を通せば割と簡単に抱きついてくれます。それでいて群れで行動しているので、大切なのは場所選びとタナを把握することです。この2つを押さえておけば、初心者の方が安物の釣具を使って2桁〜3桁の釣果!みたいなことも夢ではないので、是非チャレンジしてみてくださいね。
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