延べ竿仕掛けの使い方・結び方を解説！海、川でお子様といっしょにいかが？

釣り竿には大きく分けて、釣り糸を巻き取るリールを取り付けられる『リール竿』と、リールを装着せず釣り竿に糸を直接結ぶ『延べ竿』の２種類がありますね。
この記事では、釣り初心者の方や小さなお子様にもとっつきやすい『延べ竿』釣りの始め方について解説します。

延べ竿仕掛けのパーツ

延べ竿の仕掛けはとてもシンプルなのですが部位ごとに名称と役割があります。

延べ竿	リールがつかないタイプのシンプルな釣り竿。
リリアン	延べ竿の先端部、ここに道糸をとりつける。
道糸	釣り竿からハリスの手前までの部分、ハリスより太いものを使う。
ウキ	魚がエサを食べると沈んで教えてくれる。また、ウキ下の長さで狙う水深を調節できる。
ハリス	道糸から釣り針の間にある釣り糸。後述するが、道糸よりも細くする。
オモリ	仕掛けを沈めるためのもの。重たいものを使うと操作性が上がるが動きは不自然になる。
釣り針	ここにエサをつけて魚に食べさせる。

各部位の役割はこんな感じです。
では、仕掛けの作り方へ進みます。

延べ竿仕掛けの基本

仕掛けの基本は『延べ竿・道糸・ハリス・釣り針・餌』これだけ、これだけで魚は釣れます。
この基本形に、狙う場所に合わせたオモリやウキをつけて効率を良く釣りをする感じですね。
それでは、実際に準備をしてみましょう！

リリアンと道糸の結び方は『ちちわ結び』が簡単！！

まず、こぶ結びで良いのでリリアンに結び目を作ります。
この結び目に釣り糸が引っかかって抜けなくなるわけですね。

つぎは道糸に輪っかを作ります。

ちょっと輪っかの作り方の表現力が足りなくて、わかりにくいですねここのサイト様がわかりやすい絵を描いていたので、輪っかの参考にしてください。

輪っかが完成したら、延べ竿に結びます。

輪っかを2個作り、下側の輪っかでちちわ結びをやると写真のようになります。
矢印を引いているところの小さな輪っかを引っ張るだけで簡単に仕掛けをはずせます。

これで延べ竿と道糸が結べました！やってみたら簡単じゃないですか？道糸から針までが完成したセットになったものもあるので、それを使えば延べ竿仕掛けはこの『ちちわ結び』を覚えるだけで釣りを始められますね。

ウキをつけよう！

ウキのつけ方は簡単！道糸にウキゴムを通して、ウキゴムにウキの棒を刺すだけ。
ウキ下の深さを変えるときは、ウキを外してウキゴムを動かして調整しましょう、ウキをつけたまま動かすと釣り糸が痛む原因になります。

ウキをつけると、魚がエサを食べていることをウキが沈んで教えてくれます。
また、仕掛けがウキより下に沈まなくなるので狙っている水深をキープできるようになります。

ハリスと釣り針

ハリス止めを使えば簡単に仕掛けが作れます。

ハリス止めにハリスをつけます。

ハリスは道糸よりも細いものを使用しますが、理由として

• 細い糸は水流の影響が小さいため水なじみが良く不自然な動きをしないため、エサが自然に見えます。
• 根がかりなどの引っかかった時に道糸よりも先に切れるため、仕掛け全体を失わずにすみます。

釣り針はパッケージに対象魚種が書いてあるので、狙いの魚に合わせたものを使います。
少々高額でも、ハリスが最初から結んであるものが初心者の方にも使いやすいのでオススメです。

仕掛けの運び屋、オモリをつけよう

オモリの役割は、仕掛けを狙いの場所まで運ぶことです。
仕掛けに重さが加わると操作がしやすくなり、沈む速度があがるので狙いの場所にも届きやすくなります。

あとはエサをつけて釣るだけ！

このシンプルな釣りがたまらなく楽しい

エサはエビやミミズ・ゴカイなどの生き餌から人工の練りやチューブのものがあり、狙いの魚種に合わせたものを使います。
釣りたい魚が何を食べるのかがわからなかったら、お店で聞いてみるといいですよ。
お店の人と仲良くなったら良い情報お教えてもらえたり、楽しくおしゃべりできますよ。
上でも紹介しましたが、お手軽に釣りを楽しみたい人にはセット仕掛けもおススメです。

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