暖かくなってきたら楽しい遊びがありますよね？そう、潮干狩りです。
この記事では、ただの潮干狩りではない、一風変わった貝堀『コタマガイ・オキアサリ』の採り方について解説します。
コタマガイ・オキアサリってこんな貝
最高に面白い海遊びの一つ
この2種の貝は見た目がとても似ています。
殻の表面がアサリと違ってツルっとしているため、ぱっと見は小ぶりなハマグリのように見えます。
食味はとても良く、恐ろしいほど濃厚な旨味がギューッと詰まっていて、どんな料理にも合う美味しい貝なんですよ。
地方名から生息地を推察！
オキアサリを採っているとき、海中に落とすとヒラヒラと波に乗ってすぐ流されていくのですね。
もしかすると、それが『ナミアソビ』という地方名の由来になっているのかな？とかを考えると面白いです。
この、波に乗って流されやすいという性質からか、湾の内側や河口付近ではなく外洋に面した広い砂浜でよく採れます。
また、生息環境もアサリと違っていて、泥質の場所ではなく気持ちが良いぐらいサラッサラの砂のビーチに生息しています。
採取のコツ・獲りかた
この貝は、干潮時に干上がらない場所に生息しているので採取時は海に入る必要があります。私の経験上、膝下よりも浅い場所より腰から胸ぐらいの深さがある所で良く見つかるように感じます。
採取方、その①『職人タイプ』
足を砂の中に…（足首ぐらいまでの深さ）突っ込み、そのまま砂中を足で掃くように動かしてみましょう。貝が居たらコロっと石のようなモノに当たります。そのまま蹴り上げるようにしたあと、水中メガネで見てみましょう。砂の表面に貝が出て来ていますよ。
甥っ子は足で探り当てた貝を、そのまま足の指でつかみ上げるという器用なことをやっていました。
採取方、その②『力技タイプ』
これはそのまま、ただの力技です。
貝は砂の表面近くに生息しているので、立ち泳ぎの状態から、バタ足の要領でドォリャーーー！と砂の表面を舞い上がらせてやります。ひとしきり舞い上がらせた後、水中を覗いてみて下さい。
採取方、その③『道具タイプ』
これはかなり効率が良く、砂ごとかきとってふるいにかけるだけで貝がとれるのですが、大きな弱点があります。
それは『使用を禁止されている地域がある』です。
こちらを購入をする前には、自分が使う地域のルールを必ず確認してみてください。
オススメの採りは①のもので、私のまわりでは小さな子供や女性にも大人気の遊びになっています。
採りかた自体はどれも、とてもシンプルなものです。
やってみると簡単に出来るとても楽しい遊びですよ。
上にも書いたのですが、貝を採るときは地域のルールがあります。
大きさや漁具の制限、場所によっては採取自体が禁止されていることもあります。
必ず自分の地域のルールを確認してから遊ぶようにしましょう。
また、自然のものは採りすぎると数を減らし、次の人が遊べなくなります。
必要な分だけ持ち帰るようにしましょう。
採ったあとは食べよう！
自分で採ったらこれが楽しみですね！食べる！
ほんっとうに美味しいんだこれが…ただそのままレンジでチンするだけでびびるほどの美味しさ…！
生のまま小分けにして冷凍庫に入れておけば日持ちもするので困ることもない、最高の食材です。
実食編はコチラ
料理記事もあるので、こちらの方もよろしくお願いします。
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